注目キーワード
  1. FP試験
  2. 銀行業務検定
年金アドバイザー3級を一発合格するための効率的な勉強法を公開!【誰でも実践可能】

年金アドバイザー3級を一発合格するための効率的な勉強法を公開!【誰でも実践可能】

年金って基礎年金やら厚生年金やら第○号やら複雑そうだよね。

 

銀行員のプライベートの時間を蝕む銀行業務検定(年金アドバイザー3級)を、効率的に合格できる勉強法ってあるの。

 

結論から言って、この試験は土台(FP3級・2級)がない方でも、ムダのない正しい勉強法で取り組めば3~4週間(50~70時間)で合格は可能です。

 

土台の資格を保有してる方ならば、2週間(30時間程の短期合格も可能です。)でも、合格圏内に入ります!

 

僕自身、FP試験で年金はズタボロでしたけど、年金アドバイザー3級の勉強には、思ったより苦労しなかったです。

 

この記事でわかること

年金アドバイザー3級の難易度

使うべき教材

具体的な勉強法(6つの手順)

勉強のポイント

 

まずは年金アドバイザー3級がどのような試験なのか、解説していきます。

 

2020年6月7日(日) 実施予定の「第146回銀行業務検定試験」は、実施に向けて準備をしてまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた緊急事態宣言により実施が困難な状態になったため、受験地、種目を問わず全て中止することといたしました。 今回実施予定であった全種目は、本年10月25日(日)に本来の試験と合わせて実施する予定です。

 

銀行業務検定協会の公式HP

 

銀行業務検定「年金アドバイザー3級」とは

 

銀行業務検定試験は主として銀行・保険・証券等金融機関の行職員を対象に、業務の遂行に必要な実務知識や技能・応用力についてその習得程度を測定することを目的とした、どなたにもご受験いただける公開の検定試験です。

現在、法務・財務・税務・外国為替・金融経済・証券・信託実務・法人融資渉外・個人融資渉外・窓口セールス・年金アドバイザー・営業店管理・融資管理・デリバティブ・投資信託・保険販売・金融リスクマネジメント・経営支援アドバイザー・預かり資産アドバイザー・金融商品取引・相続アドバイザー・事業承継アドバイザー・事業性評価等の23系統36種目の試験が実施されており、年間受験応募者数は約29万人を数えるに至っています。

 

年金アドバイザー3級は23系統の中でもメジャーであり、財務・税務・法務の3本柱に次ぐ受験者数となっています。

 

また、年金アドバイザーも3本柱と同様に、3択50問の4級、5択50問の3級、記述10問の2級と別れています。

 

年金アドバイザー3級の特徴として、一般的な知識の他に、知識を活用した問題解決力が求められます。

 

銀行業務検定年金アドバイザー3級の試験概要

 

出題形式 五答択一式 30問(各2点)   事例付五答択一式 10事例20問(各2点)
科目構成 (1)基本知識
五答択一式 30問
(2)技能・応用
事例付五答択一式 10事例20問
わが国の社会保険制度とその仕組み/年金制度とその仕組み/年金給付の種類と支給要件/企業年金・個人年金の仕組みの要点/裁定請求手続きと年金受給者の手続き/その他
合格基準 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定)
試験時間 150分

 

試験時間は150分、問題数は50問のため1問あたり3分ですが、この試験は知っていれば解ける、知らなければ解けないという内容です。

 

したがって、応用力が求められる試験ではないため、時間不足に陥ることはありません。

 

ネコルフ
年金アドバイザーは3本柱以上に応用力が求められないよ。

 

銀行業務検定年金アドバイザー3級の合格率と難易度

 

試験実施回 合格率 応募者数 受験者数 合格者数
2019年10月 39.13% 9,651人 8,337人 3,262人
2019年3月 31.95% 8,250人 6,885人 2,200人
2018年10月 35.61% 8,802人 7,425人 2,644人
2018年3月 38.33% 10,013人 8,298人 3,181人
2017年10月 34.72% 10,015人 8,215人 2,852人
2017年3月 35.88% 11,129人 9,220人 3,308人
2020年3月はコロナウイルスの影響に伴い中止。

 

合格率は3割以上で安定しております。

 

ただし、受験者の平均勤続年数が10~13年と三本柱(財務・税務・法務)と比較して高いので、若手受験者で年金実務経験がないと勉強に苦労します。

 

最近の三本柱の受験者平均勤続年数

 

財務3級(2019年6月) 5.9年
税務3級(2019年10月) 5.8年
法務3級(2019年10月) 4.6年

 

とは言え、効率的に勉強すれば全く警戒する試験ではありません。

(しっかり勉強すれば、三本柱の試験より点数は安定します。)

 

銀行業務検定年金アドバイザー3級のおすすめ教材


過去問です。

これは必ず購入してください。

 

これを買わずに受験するのは、ファイナルファンタジーで例えるなら、回復魔法を禁止でクリアを目指すようなものです。

 

FP試験などで年金の勉強をされた方でも、この直前テキストはおすすめします。

 

出題要点が非常にバランスよくまとまっています。

 

 

90点以上の高得点を目指す方や、本格的に知識を身に着けたい方は購入してください。

 

年金アドバイザー2級を目指す予定の方は、3級のテキストは買わず、2級のテキストで基礎から学ぶのをおすすめします。

 

合格ラインを狙うだけであれば、買う必要はありません。

 

なぜなら、年金アドバイザー3級は、過去問の類似問題の出題率が非常に高いため、テキストの時間を問題集に充てた方が、得点増加に繋がるからです。

 

ポイント

試験は過去問を中心に出題されるので、問題集は必須。

直前整理70も、テキストとして十分に要点がまとまっているので必須。

実務のスキルアップが目的なら、3級でなく2級のテキストが良い。

 

買う前に必ず受験する時期の問題集であるか確認してください!!

銀行業務検定年金アドバイザー3級の勉強方法

ここからいよいよ本題です。

 

まずは問題集を始める前に、冒頭部分の出題項目一覧を確認してみてください。

 

細かい項目ごとに、過去何回出題されたか、記載されております。

 

そこで1つ気づくことがあります。

 

連続して出題されている項目が非常に多いことに!

 

年金アドバイザー3級の過去の出題項目は4回連続が大半

 

上記は過去4回分の出題項目一覧ですが、大半が4回連続出題されています。

 

ネコルフ
年金と聞くと範囲が広いイメージがあるけど、年金アドバイザー3級の試験では、かなり限定されるよ。

 

毎回出題されている項目は、主催者側が重要視している問題なので、捨てることは絶対に避けましょう。

 

ポイント

3回以上出題されている問題を、確実に理解しておけば大丈夫。

毎回似た問題が出題されるので、過去問中心の勉強で問題なし。

 

ネコルフ
僕自身もFP試験で社会保障分野は一番苦手だったけど、年金アドバイザー3級の勉強は過去問中心の取組みでスラスラ解けるようになったよ。

 

銀行業務検定年金アドバイザー3級の勉強手順

 

手順1問題集の直近3回の基礎知識編30問を、直前整理70と解説文を読みながら解いてみましょう。(インプット)


手順2再度、問題集の直近3回の基礎知識編30問を解いてみましょう。(アウトプット)


手順3手順2で間違えた問題、曖昧だった問題だけを一通り見直して、再度解きましょう。


手順4手順2・3で間違えた項目を意識しながら、直前整理70をじっくり読みましょう。


手順5問題集全ての回の技能・応用20問を直近順に解いていきましょう。


手順6問題集全ての問題を直近から順に解いていきましょう。


 

題集の直近3回の基礎知識編30問を、直前整理70と解説文を読みながら解いてみましょう。(インプット)

 

迷える子羊
手順①から、いきなり問題集!?

 

そう感じる方もいると思いますが、年金アドバイザー3級に関しては、問題集を解きながらインプットを行うことが有効です。

 

なぜなら、年金アドバイザー3級に関しては、前述した通り、財務・税務・法務の三本柱と比較して、過去問の出題率が高く、直近3回の基礎知識編を取組めば、ほぼ取りこぼしがなくインプットできるからである。

 

なお、手順①の狙いは、年金の基礎を確実にインプットし、技能・応用編の20問に対応できるようになることです。

 

したがって、問題を解く際は、解説文や直前整理テキストを見ながら解いて構いません。

 

ネコルフ
要点が綺麗にまとめてある「直前整理70」をインプット時に併用すると効果的だよ。

 

手順①から手順⑥まで提示してありますが、最大の山場は手順①。

 

ネコルフ
この手順①さえ乗り切れば、その後は加速的に勉強速度は上がるよ。

 

再度、問題集の直近3回の基礎知識編30問を解いてみましょう。(アウトプット)

 

手順②の狙いは、インプットした内容が、正確にアウトプットできているかの確認です。

 

手順①では、直前整理テキストや解説文を併用して解いているため、何が理解できて、何が理解できていないか、客観的に把握することは難しいものです。

 

解けなかった問題は、直前整理テキストや解説文をしっかり読んで、理解を深めると同時に、出題項目一覧へチェックしてみましょう。

 

チェックを入れると、自身の苦手としている部分が可視化できます。

 

また、出題頻度が、過去1回の項目や正答率が30%以下の問題であれば、後回しで良いです。

 

それらの問題は、満点を取らせないための問題であり、また技能・応用編に役立つ問題でもないため、まともに向き合ってもコスパは悪いです。

 

手順②で間違えた問題、曖昧だった問題だけを一通り見直して、再度解きましょう。

 

手順②で解けた問題は、まだ記憶が新しいはずですので、少し間を置いても大丈夫です。

 

試験合格の課題は、手順②で抽出された問題を、如何に理解して解けるようにするかです。

 

手順②で間違えた問題は、出題項目一覧へのチェックと併せ、問題集と直前テキストに付箋を貼り、解けるようになるまで、毎日こなしてください。

(スキマ時間に取り組むのも効果的です。)

 

特に年金アドバイザー3級の試験では、過去問の類似問題の出題率が高いため、手順③をしっかり行えば、基礎編30問で8割(48点)は得点できます。

 

また、年金の内容は複雑だから、しっかり問題を解けるようになるのかと不安も感じるかもしれませんが心配ありません。

 

年金アドバイザー3級の試験においては、繰り返しとなりますが、出題範囲はかなり限定的です。

 

そのため、毎日こなせば解けるようになりますし、毎日向き合えば、記憶にも残りやすいです。

 

ネコルフ
各問題における選択の5つの設問も、前回と全く同じ文面も点在するため、どうしても理解できない場合は、丸暗記でも乗り切れます。

 

手順2・3で間違えた項目を意識しながら、直前整理70をじっくり読みましょう。

 

ここまできて、ようやく直前整理テキストの熟読のフェーズに突入します。

 

手順④の狙いはインプットした内容の整理です。

 

解けなかった問題の項目はもちろん、解けた問題における項目においても理解を深めましょう。

 

理解を深めることによって、これまで点と点だった部分が繋がっていきます。

 

また、この熟読で初めて知った部分については、しっかりチェックを入れておきましょう。

 

手順④をしっかり行うことは、基礎知識編30問の得点向上に役立つだけでなく、技能・応用編の20問の得点向上にも役立ちます。

 

ただし、得点の成果を出すためには、実際に問題を解いていくことが不可欠なので、熟読は一通り行うだけで大丈夫です。

 

問題集全ての回の技能・応用20問を直近順に解いていきましょう。

 

ここから、いよいよ技能・応用編です。

 

最初は問題形式に慣れていないことから、間違えが目立つと思いますが、気にせず解き進んでください。

 

FP2級の午後試験と同様で、出題傾向はパターン化しているので、問題数をこなしていけば、すぐに点数に反映されてきます。

 

手順としては20問解いたら、一旦答え合わせをし、間違えた問題や自信が持てなかった問題を見直してから、次の回へ進みましょう。

 

また、手順③同様に間違えた問題は、出題項目一覧へのチェックと併せ、問題集と直前テキストに付箋を貼って、定期的に目を通しましょう。

 

ネコルフ

技能・応用問題では、基礎編の問題が横断的に問われる部分があるので、点と点を線で繋げる演習に適しているよ。

 

問題集全ての問題を直近から順に解いていきましょう。

 

この段階までたどり着けば、過去問1回分を解くぐらいであれば、苦痛なく取組めるはずです。

 

手順⑤の狙いは、理解できていなかった問題、判断に迷った問題、ミスした問題の確認です。

 

ここで間違えた問題(迷い、ミス含む)は必ず原因を追究してください。

 

手順⑥で間違えたり迷う問題は、試験本番でも繰り返す可能性があるので、問題集の余白部分に箇条書で良いので記載して、試験当日に会場に着いたら、必ず目を通すようにしてください。

 

試験に落ちる人ほど、手順⑤の間違いに対する認識が甘いです!

 

銀行業務検定年金アドバイザー3級の勉強のポイント

ここでは年金アドバイザー3級の合否の分かれ目になるポイントを簡単にお伝えします。

 

年金アドバイザー3級ポイント①:基礎編と応用・技能編で重複する項目は捨てない

年金アドバイザー3級では、基礎知識30問と応用・技能20問の計50問で構成されています。

 

そして、下記の項目では基礎知識編と応用・技能編で内容が重複しています。

 

  • 老齢給付
  • 障害給付
  • 遺族給付
  • 併合調整

 

したがって、上記部分については、多少の苦手意識があっても、極力諦めずに解けるようにしていきましょう。

 

特に老齢給付は、計15問(基礎5問、技能・応用10問)出題されるため、内容は複雑ですが、絶対に避けて通れない道です。

 

ネコルフ

老齢給付の内容は複雑だけど、年金アドバイザー3級の試験範囲は限定的なので、過去問を反復すれば、完全に理解できていなくても得点できるになります。

 

年金アドバイザー3級ポイント②:基礎年金と厚生年金を混合しない

年金が複雑に感じる事由の1つが、基礎年金と厚生年金の2段階であること。

 

2段階ゆえに、インプットが中途半端だと、基礎年金と厚生年金が混合してしまいます。

 

例えば障害年金のを例に挙げてみましょう。

 

  • 基礎年金は障害等級1級または2級が要件となる。
  • 厚生年金は1・2級に加えて3級も要件となる。

 

  • 基礎年金2級は約78万円
  • 厚生年金2級は報酬比例部分相当額であり、被保険者期間の月数が300月未満の場合、300月として計算
  • 1級は共に2級の1.25倍

 

  • 基礎年金には子の加算がつく
  • 厚生年金(Ⅰ・2級)には配偶者に加給年金額が加算される

 

このように、受給要件・年金額・加算特典の3つを比較しても、全く異なります。

 

ネコルフ
まずは、老齢・遺族・障害年金の基礎年金と厚生年金に分けて、受給要件・年金額・加算特典の特徴をそれぞれインプットすると効果的だよ。

 

迷える子羊
老齢厚生年金の受給要件は、65歳以上で基礎年金の受給資格期間を満たしていること。遺族厚生年金の加算特典は、中高齢寡婦加算・経過的寡婦加算があるって感じね。

 

ネコルフ
まずは概要を覚えて、その後に「中高齢寡婦加算の要件は何か」といった具体的な中身を勉強していこう。

 

全体概要を把握せず、いきなり個別の具体的要件を勉強すると、自分が今勉強している位置を見失い、モチベーション低下に繋がります。

 

銀行業務検定年金アドバイザー3級の勉強法まとめ

この記事では、銀行業務検定年金アドバイザー3級の難易度、おすすめ教材、具体的な勉強法(対策)についてお伝えしました。

 

年金アドバイザー3級についてまとめたのがこちら

 

ポイント

合格率は毎回3割以上

過去問題集は必須

直前テキストもあった方が良い

過去問の反復が合格への絶対的近道

 

繰り返しとなりますが、年金アドバイザー3級においては、出断範囲が限定されており、過去の類似問題が多いです。

 

したがって、テキスト熟読(インプット)より、過去問題集を何度も解くほう(アウトプット)が効率的です。

 

銀行業務検定は実務で活かす意味合いよりも、社内での評価に利用されやすい意味合いの方が強い試験であることから、とにかく「合格」することが重要な試験です。

(金融機関の人事の昇進昇格の条件の1つに、銀行業務検定の取得が取りこまれています。)

 

せっかく貴重なオフの時間を用いるのであれば、ここでお伝えした効率的な勉強法を参考にして「一発合格」を目指してください。

 

当サイトでは、多忙だけど頑張るあなたを、情報発信という形で応援します。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

\これは必須/

 

\インプット速度が上がります/

 

\高みを目指すなら2級テキストがおすすめ/

 

あわせて読みたい

法律試験は苦手意識があるんだよね。   銀行員のプライベートの時間を蝕む銀行業務検定(法務3級)を、効率的に合格できる勉強法ってあるの。   結論から言って[…]

法務3級を一発合格するための効率的な勉強法を公開!【誰でも実践可能】

 

あわせて読みたい

税務の試験って専門的で難しそう。   銀行員の休日をも時間を蝕む、銀行業務検定(税務3級)を、効率的に合格できる勉強法ってあるの。   ネコルフ 結論から言っ[…]

税務3級を一発合格するための効率的な勉強法を公開!【誰でも実践可能】

 

あわせて読みたい

財務って他の科目と比較して難しいイメージがある!   銀行員の貴重なオフの時間を蝕む銀行業務検定(財務3級)を、効率的に合格できる勉強法ってあるの。   結[…]

財務3級を一発合格するため効率的な勉強法を公開!【誰でも実践可能】
>銀行業務に携わる資格の勉強法・思考法を発信

銀行業務に携わる資格の勉強法・思考法を発信

現役銀行員が自身の経験を基に「試験に効率的に合格できる勉強法」「実務に役立つ専門知識」「各種問題に対する思考法」などの記事を書いております。資格:FP1級、宅建、簿記2級、財務・税務・法務2級etc